頭脳線とはどんな線なのでしょうか。
今回は頭脳線の長い短いの違いや意味についてみていきます。
また頭脳線が2本ある方や2又、3又に分かれる人はどんな人なのかもみていきましょう。
頭脳線とは
頭脳線(人紋)とは、下の絵のように親指と人差し指の付け根の間から伸びる線です。
多くは、生命性と分岐して手の中央をなだらかに下降しています。
頭脳線は、ズバリ!
・思考力
・判断力
・創造力
・直観力
などその方の「頭の働き方」をみることができるんです。
思想や信条、価値観などもこの頭脳線にあらわれています。
また、身体面との関連からみると
・運動機能
・感覚機能
などとも深い関わりがあります。
頭脳線は長い人と短い人の違いや意味
では、頭脳線が長い人と短い人とではどんな違いがあるのでしょうか。
頭脳線が長いか短いかは、薬指の真ん中を基準にします。
このように薬指の真ん中を超えていれば「長い」。
それよりも手前で切れていれば「短い」と判断します。
また単純に「長いか短いか」だけではなく頭脳線がどの部分から発していてどこへ向かっているかなど総合的に判断してその意味をみていきます。
頭脳線が長い人
頭脳線が長い人は、「熟考型」。
物事を統計立ててひとつひとつ段階的に考えていく人です。
慎重なので決断は遅くなります。
頭脳線が長い方はコツコツ、しっかりタイプが多い印象ですね!
頭脳線は短い人
頭脳線が短い人は「即決型」。
物事を全体的に捉えて即決、即断する人です。
また頭の切り替えも早いです。
あまりデスクワークには向かず、営業や接客業の方が合うかもしれません。
私の以前の上司は即決即断してくれる方で部下とては仕事がやりやすい人でしたが、やはりこの頭脳線が短くいタイプでしたよ!
頭脳線が発する位置
そして頭脳線がどの位置から発しているかも大切なポイントです!
・頭脳線が上の位置から発する
頭脳線が上過ぎるところから発している方は、「早合点の相」。
衝動的な行動が多く物事をよく確かめないで行動して失敗することが多いです。
・頭脳線が上の位置から発する
頭脳線が下の位置から発っしている方は、「消極タイプ」。
少数派の手相ですが、稀にみます。
こんな方は石橋を叩いて渡る渡らない慎重派な人です。
頭脳線が生命線と分岐して発する
頭脳線が生命線と分岐して発している方は、多数派。
頭脳線と生命線がくっついて発する人ですね。
こんな方はとても「常識的」なタイプです。
計画性や観察力があり慎重で状況をよく確かめてから行動します。
人がよく気が弱い面も。
どちらかというと現状維持的な考え方をする傾向があります。
頭脳線が生命線と離れて発する
頭脳線が生命線と分岐しているのがスタンダードタイプなのに対して、頭脳線が生命線と離れて発している方もいます。
こんな方は、「行動力の人」。
積極的で前向きで明るく楽天的です。
自立心も強く、男性なら人の上に立つリーダータイプ。
女性なら姉御肌で仕切りや屋んが多いですね!
行動的で大胆なので自信家にも見えますが、詰めが甘いところも。
また持久性に欠けるところがあります。
頭脳線がどこへ向かってる?
また頭脳線がどこへ向かっているのか?でも意味が少し違ってきます。
頭脳線が第二火星丘へ向かう
頭脳線が第二火星丘へ向かう人は、現実的な考え方をする人。
意志が強く適応力、忍耐力、根気があります。
実務性があり経済観念がしっかりしているので、この方向へ長く伸びている方には成功者も多いです。
頭脳線が月丘へ向かう
頭脳線が月丘へ向かっている人は優しいロマンチストで理想主義な考え方をします。
感受性も強く直観力もあります。
ただあまり月丘の下の方まで長~く伸びる頭脳線を持方は、感受性が強すぎて社会に適応するのが難しい方も。
そして霊感の強い人もこのタイプです。
月丘の上の部分へ向かう方が大多数で、一般的なタイプです。
頭脳線が2本ある人
本来、頭脳線は1本の方が多いのですが、先天的に2本ある方もいます。
頭脳線が2本
そんな方は「多才・多芸」です。
同時に何個ものタスクをこなせますから複数の仕事を持っていても上手くやれる人。
創造力と実行力を兼ね備え、感受性も強く鋭敏。
頭の回転も速く、中には弁が立つ方や語学に堪能な方も。
2本あること自体が割と珍しく、個性的な方が多いですね。
そのため、周りから浮いてしまうこともあるかも知れませんが本人はそんなに気にしないでいられます。
頭脳線が2又に分かれる
頭脳線の先が二又に分れる方もいます。
こんな方は、好奇心旺盛で研究熱心な方が多いです。
なので、仕事も私生活も大いに楽しんでいるける人。
副業してもどちらも上手くいく可能性も大です。
分かれた先が水星丘まで伸びていたら理性的で損得勘定が得意な人。
また、3又に分かれている珍しい方もいます。
こんな方は2又の意味をより強調します。
色んなところにアンテナが立っていますからあれもこれもやりたい人。
世間には、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉がありますが、このタイプの方はやりたい事があれば全部やりましょう!
まとめ
頭脳線は、長いから頭がいいとか短いから頭が悪いという単純なものではありません。
線の起点の位置やどこへ向かうのかなど総合的に判断していきます。
頭脳線はその方の考え方も垣間見ることができるのでとても興味深いですね!