トイレの神様 【烏枢沙摩明王】のご利益!真言や貼り方は?

トイレの神様 烏枢沙摩明王
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トイレを掃除すると「金運が上がる」「美人になれる」「商売が繁盛する」といった有難いご利益があると聞いたことがある人は多いでしょう。

そのトイレを司ると言われている神様「烏枢沙摩明王」(うすさまみょうおう)をご存じですか?

トイレの神様について詳しくみていきましょう!

目次

烏枢沙摩明王とは

「烏枢沙摩明王」(うすさまみょうおう)。

ちょっと聞き慣れない名前ですが元々は炎の神様。

人間の煩悩や欲望を焼き尽くして人々を救った神だと伝えられています。

不浄を清めるその絶大なパワーから、実際に不潔になりがちで、古くは怨霊の通り道と言われていたトイレを浄化する神様として「烏枢沙摩明王」が定着したと言われています。

彫像や絵巻に残る烏枢沙摩明王のいでたちは実に様々で、象徴的な姿はこれだ!特定できませんが、印象としてはどれを見ても男性的に感じます。

しかし、烏枢沙摩明王は大変な美人でお化粧にも余念がなかった、という説も存在します。

トイレをきちんと掃除していると

  • 美人になれる
  • 可愛い赤ちゃんが生まれる

といった云われはこの美しい神様に由来するとも言われています。

烏枢沙摩明王のご利益

トイレを守る神様だけに、烏枢沙摩明王の「ご利益」=「“下”に関するもの」がまずは挙げられます。

  • 子宝を授かる
  • 安産になる
  • 美しい子供が生まれる
  • 下の病気にならない

といったことが昔から信じられている代表的な事柄です。

お腹の子を女児から男児に変える力があると言われていた時代もあり、跡取りが不可欠な武家では手厚く祭られていました。

また、こんな面白い話もあります。

心学研究家で作家でもあった小林正観氏の著書によると、新築した家には7人の神様が一目さんに掛けてきて、好きな場所を自分の持ち場として住み始めるのだそうです。

その際に一番遅くやってきた烏枢沙摩明王には応接間や玄関といった綺麗な場所は残っておらず、唯一空いていたトイレの担当になってしまったんだとか。

実は烏枢沙摩明王の到着が遅れたのは理由がありました。

他の神様は手ぶらや軽装で突っ走って来た中、烏枢沙摩明王は金銀財宝の詰まった大きな袋を背負って移動していたためなかなか先に進むことが出来なかったのです。

このことが由来となり、トイレを大切にして掃除に励むと烏枢沙摩明王のご加護で金運が良くなると言われるようになったのでした。

近年では成功者の多くが率先してトイレ掃除をしていることが話題となり、トイレ掃除=金運アップが定説となっていますが、出自はこの伝承にあったんですね。

烏枢沙摩明王の真言

烏枢沙摩明王の真言を唱えると更なるご利益が得られると言われています。

真言とはサンスクリット語をベースとする真理を凝縮した呪文のような言葉。

音そのものに意義があるので、意味はわからなくてもただ唱えるだけで良いそうです。

烏枢沙摩明王の真言は「オン クロダノウンジャク ソハカ」

これをトイレ掃除しながら唱えると効果絶大だと言われています。

本来21回繰り返すのが基本ですが、大変ならば3~5回、奇数回唱えるだけでも良いとのこと。

トイレ掃除をしながらだと21回も難なく口ずさめそうですね。

烏枢沙摩明王のトイレの貼り方

烏枢沙摩明王のトイレの貼り方

真言を唱えることに加えて烏枢沙摩明王のお札や絵図をトイレに貼ることでもご利益があると言われています。

貼り方は諸説ありますが「西側の壁で自分の目線より高い場所に貼る」というのが概ね共通した法則のようです。

烏枢沙摩明王のお札や絵図を貼ったトイレで真言を唱えながら日々感謝して毎日掃除をする・・・

実践すれば良い運に恵まれそうな気がしませんか?

簡単で誰でも出来て、お金もかからないので、騙されたと思って実践してみてください。

何か効果が表れたらうれしいですし、効果が感じられなかったとしてもトイレが綺麗なのは気持ちの良いことです!

まとめ

私たちが生きていくためには欠かせない、そして人目にさらしたくない行為を全部引き受けてくれている場所がトイレです。

動機は「綺麗になりたい!」とか「お金が欲しい!」といったことでも構いません。

さっそくトイレ掃除を始めてみてくださいね。

感謝の気持ちや人を思いやる心が湧いてきて、結果的に健康や金運に恵まれることをあなた自身が楽しみながら体験してみてはいかがでしょうか?

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